桐箪笥メーカー倒産・消滅

旺盛な桐箪笥の需要はバブル崩壊により減少に向かい、伝統工芸としての桐箪笥は供給過剰な過程に入り、桐箪笥が流通過程の百貨店等のバーゲン商品になつてしまつた。

この時、比較的大型の桐箪笥メーカー問屋の移動販売の末路は　関東だけでも数社の倒産・消滅を数えたのであつた。

バブルの崩壊は、日本のよき時代のお茶・お花・着物・畳の和室など伝統的生活様式文化にも質的変化をもたらし、貴重品扱いの桐箪笥の需要も縮減が進むのであつた。

 

 

おばあさん・お母さんが長く愛用してきた嫁入り道具・桐箪笥のリサイクル時代

良質の桐材を使用し製作された桐箪笥は、ベニヤ板に天然杢突き板合板の税法上
「箱物家具」とは違い、桐の無垢板が使われている桐箪笥の特性で「削り直」して、修理リフォームが可能で、桐の持つ素晴らしい特性を十分に生かし再生出来るのであります

おばあさん・お母さんの数十年使いこめられた愛用の桐箪笥も、底板や裏板・場合によつては扉のドアーなどに割れたり、しみが出たりすることがあります。

にもかかわらず、そのような状態になつた桐箪笥を　修理・リフォーム・リメイク・削り直しなど多彩な表現で再生さて、使い古された桐箪笥が新品同様の風格に再現され、孫娘や娘に喜ばれ、使われていくのであります。

まさにリサイクル時代のまれに見られる優等生の物産といわれる由縁でありましょう。

 

 

山本工業　株式会社[桐箪笥修理・修復]
〒343-0032　埼玉県越谷市袋山2050-3
長年使い古した桐たんすを新しくリフォーム修理しませんか？任せて安心の、信頼できる仕事をさせていただきます。
【営業時間】9:00～17:00
【定休日】日曜 祝日
0120-204-822

山本工業(桐箪笥の歴史)
山本工業の歴史【その1】：田中角栄内閣総理大臣・・・
山本工業の歴史【その2】：技術は現在に至るも伝統工芸
山本工業の歴史【その3】：｢桐製家具」とは？！
山本工業の歴史【その4】：桐材枯渇と価格の暴騰
山本工業の歴史【その5】：１９９１年バブル崩壊・失われた２０年
山本工業の歴史【その6】：家具バーゲンの花形”桐箪笥”
山本工業の歴史【その7】：桐の特性・桐箪笥が好まれたワケ
桐箪笥の受注生産：申込はじまりました！